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まだまだ油断するのは早い! コロナに感染したらどうなる???コロナ感染者のリアル闘病レポート



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コロナ騒動もだいぶ落ち着いてきているような報道が多いですが、本当に大丈夫なのでしょうか???

 

まだまだ謎が多く、感染すると命まで奪うコロナウィルス。

先日顧問税理士のコロナ感染体験記をアップしましたが、東京の仕事仲間も同時期にコロナに感染して、入院そしてホテル隔離を体験していました。知人で2人目の感染者です。

 

その彼から体験者のリアルな闘病レポートが届きましたので、ここにアップします。

みなさん、まだまだ油断するのは早いですよ!

 

この記事を読んでいただいて、今まさに「自分は陽性かも…」と不安を感じている人の疑問が、少しでも解消できれば本望です。

 

本当にコロナ感染は終息に向かっているの?

ここ数日、コロナウィルスによる感染率は落ち着いてきているみたいですよね。

陽性患者数も減少しているみたいですし、世の中は一気に「緊急事態宣言」が緩和される方向へと進んでいるような気がします。

 

でも本当に大丈夫なんでしょうか???

 

まだまだPCR検査を受けられていない人はたくさんいると聞きます。

そんな人たちは、自分がコロナに感染しているのかどうなのかわからないまま、自宅療養を続けているそうです。

 

あと、実はコロナ感染者なのに、自覚症状がないため、自分が陽性者だと気付いていない人も多くいるといいます。となると、発表されている数の数倍の感染者がいるのかもしれませんよね…。

 

コロナウィルスの第二波、第三波が、2020年の夏以降、日本を襲うなんて説もあります。

 

というわけで、自分が体験したリアルな闘病生活を紹介したいと思います。

 

 [体調不良→病院]熱が出たけど、まさかコロナじゃないよね?最初の疑惑。

自分は東京都内に在住の52歳です。

妻と息子(小学生)の3人家族で都内のマンション暮らしです。

身長は182cm、体重は87kg。学生時代スポーツをずっとやっていたこともあり、体力には自信あり。入院経験もありませんし、インフルエンザにかかったこともありません。

血圧が少し高いので、50歳を過ぎてから薬を飲んでいますが、あとはいたって健康です。ちなみに煙草は吸いません。

 

そんな自分がまさかコロナウィルスに感染するなんて、夢にも思っていませんでした。

どうか皆さんも自分だけは大丈夫と思わず、これからご紹介する症状や体の異変に気づいたら、すぐに病院に駆けつけてくださいね。

 

勤めている会社がテレワークになったのが4月1日。

最初の体調に異変を感じたのは4月10日でした。

夕方くらいから寒気を感じたので、熱を測ったところ37.5度。

怖いので翌日すぐに近所の内科に行きました。

 

医師に説明した症状は、

 

・熱は36.8度(病院に行く直前)

・咳が出る(会話中に咳こんでしまうレベル)

・鼻水は出ない

・倦怠感はない

・味覚や臭覚に異常はなし

 

診断の結果、多分風邪だろうと。薬を4日ぶん出すので、熱が下がらなかったらまた来てくださいとのことでした。医師が聴診器で診断したあと、

『音も正常だし、肺炎の疑いもないですね。』

と言われてホッとしたのを覚えています。

 

4月11日。

朝起きて熱を測ると36.5度。ひと安心です。

夕方になると、微妙に熱が上がってきました。でも37度〜37.4度くらいで高熱ではありません。そんな状態が4日続きました。

 

なんかこれはいつもの風邪と違うな…。

そんな疑惑が頭をよぎってきたのがこの頃でした。

結局、薬がなくなる4月14日、再度病院に行くことにしました。

嫁とも話をして、別の病院に行くことにしました。

  

[病院→レントゲン&血液検査]レントゲンの結果はグレーの診断。でも血液検査が…

4月14日。

最初に行った病院が悪いというわけではないのですが、近くに嫁のママ友連中から評判がいい内科があったので、そこに行ってみることにしました。

 

病院に行くと、入り口には「コロナの疑いがある方は事前に電話予約した上でご来院ください」との貼り紙。当然、予約なんてしていません。

 

図々しく受付に行き、予約していない旨と初診であることを伝えると診察をしてくれるそうです。待合室には1人しか診察に来ている人がいなかったので、たまたまヒマだったからかもしれません。

 

でも受付が済むと、一般の人たちがいる待合室ではなく、風通しのいい別室に連れて行かれます…。ドアは開けっ放し、尋常じゃないほど換気がされていて、これは完全にコロナ患者対策だということがわかりました。そしてすぐに診察室に通されました。

 

医師には、

『年齢も50歳を超えていますし、ちょっと心配なので別の病院で診てもらおうかと思いまして…』

と正直に伝えました。

 

診断内容は前回と違い、まずは肺のレントゲンから。これは当日すぐに結果が出るそうです。それと血液検査。こちらは翌日結果が出るそうです。

 

レントゲンの結果ですが、肺に白い煙のようなものが写っているけど、肺炎といえば肺炎にも見えるけど、そうでないと診断もできる微妙なレベルだと。

『明日の血液検査の結果を見て、異常があったら保健所に連絡しましょう。』

医師からそう伝えられました。

 

保健所と聞いて、正直ちょっとビビりました。

明日、血液検査の結果がわかり次第、電話してくれるそうです。

 

4月15日。

9時過ぎだったと思いますが、登録されていない番号から電話です。病院です。

血液検査の結果を伝えられたのですが、本来、凹むはずのない項目が凹んでいる、しかもこれは感染症に影響する箇所だから、やはり保健所に連絡しましょう、というものでした。

 

『恐らく本日中に、保健所から何らかの連絡が来るはずなのでちょっとお待ちください。』

そう言われました。

 

保健所か…。ヤバいなぁ〜。この段階ではまだ呑気な感じでした。

 

 [PCR検査]奇跡的にPCR検査を受けられることに…でも結果がわかるのは何日後?

しばらくすると、またまた未登録の電話番号から電話がかかってきました。

11時くらいだったでしょうか。

 

『○○区保健所の○○と言いますが…』

保健所の女性担当者からです。緊張が走りました。

 

『○○病院から連絡を受けました。PCR検査なんですが、急な話で申し訳ないのですが、今日だったら受けられるのですが、いかがでしょうか?』

 

PCR検査を受けたくても受けられない人がたくさんいるとテレビで報道されていましたから、ちょっとビックリしましたが、このチャンスを逃すわけにはいきません。

 

ちなみに指定された病院は自宅から自転車で10分くらいのところでした。ただし、来院にはタクシーやバス、電車などは使ってはいけないそうです。

自分は自転車で行く旨を伝えました。

 

指定された時間が来たので、病院へ向かいました。

この時初めて、コロナ感染者を受け入れることができる病院に行ったのですが、まるで映画のワンシーンを観ているようでした。スタッフの方々は全身防護服を着ています。予約の時間もきっちりして管理されているようで、自分以外、患者は他にいません。

 

 

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PCR検査を受けた病院

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PCR検査を受ける場所はブルーシートで囲まれていた

 

担当医師は、症状は送られてきたカルテで十分わかるので、早速PCR検査をしましょうとのこと。

 

ちなみに今話題のPCR検査。

結局、自分はこの時を含めると計7回PCR検査を行ったのですが(苦笑)、最初はしんどかったです…。

 

細くて長い綿棒を、鼻の(かなり)奥のほうに突っ込まれ、その綿棒をクルクルと回して採取するのですが、時間にして約10秒にも関わらず超不快です。

 

肝心の検査結果には、だいたい3日くらい(土日や祭日を除く)かかるそうです。

PCR検査を受けたのは4月15日の水曜日ですから、結果はギリギリ土曜日、もしくは週明けになってしまうかもしれないとのこと。

 

驚いたのですが、検査結果は陽性者のみ電話連絡が来るんですね。

なんと、陰性者は郵送で結果が送られて来るといいます。陰性だから嬉しい手紙ですが、来るまではドキドキして嫌だなぁ、そんなことを思っていました。

 

 [陽性確定]その後も39度以上の熱が出ることはないが、引き続き微熱が続く

この頃の症状ですが、熱は上がったり下がったりで、高くても38.2度くらい。

テレビで報道されているような39度以上の熱は一度も出ていません。

相変わらず咳は出ましたが、倦怠感や鼻づまりなどはナシ。

 

ただ若干、臭覚が鈍っている感じがありました。

 

コーヒーを飲んでもあまり臭いがしません。じっくり嗅げばわからないわけではないのですが、なんかいつもと違う…。でも、普段からあまり臭いを気にしているわけではないので、こんなもんだったかなぁ…とも思いました。

 

味覚ですが、自分の場合はコーラで試していました。コーラならさすがにわかるだろうと。こちらは平気でした。

 

あと、これはコロナに直接関係あるかわかりませんが、肋骨に刺すような痛みがありました。神経痛のような感じです。医師にも相談したのですが、肺炎の症状ではないそうです。帯状疱疹が出ているか確認しろと言われましたが、とくに変化はありません。

 

さて、PCR検査を受けたあとは、「もしかしたら自分はコロナウィルにかかっているのでは!?」という思いが強くなっていたので、とにかくマメに体温を測っていました。

以下はPCR検査を受けた翌日からの体温になります。

 

4/16(木)

08:30→37.4度

14:00→36.6度

17:00→36.6度

20:30→38.1度

 

4/17(金)

08:00→37.0度

09:30→36.3度

12:00→36.8度

14:30→38.1度

16:00→37.2度

20:30→37.3度

 

自分で言うのもなんですが、微妙な感じですよね(苦笑)。

最高でも38.1度。でも昼間は普通に下がっています。

 

4月18日。

午前中、突然、知らない電話番号から着信がありました。

慌てて電話に出たのですが、取り損ねて留守電になってしまいました。

まさか病院?

留守電に何もメッセージが残っていないことを確認して、折り返し電話をしようとしたところ、同じ電話番号から再度着信がありました。

 

びっくりしながらも通話ボタンを押すと、

『○○病院と言いますが、○○さんの携帯でよろしいでしょうか?実は先日のPCR検査の結果を…』

 

「陽性」確定です…(泣)。

 

病院からは結果だけの通知のみで、今後についてはこのあと保健所から電話がかかって来ると言います。なんだか死刑宣告されたみたいで、ぼーっとしていました。

 

 [入院]PCR検査の結果を聞いたその日に、即入院!

電話を切ってから30分後くらいでしょうか。

今度は保健所から連絡がきました。

 

『病院から連絡があったと思いますが、陽性反応が出たということで、いろいろとご質問させていただきたいのですが・・・』

 

実は陽性と診断された場合、一番気になっていたのがこの保健所が行なう“感染経路の取り調べ”でした。

 

○月○日はどこに何時ごろ行って、誰と会って、なんていうお店に入ったのか? そんなことを事細かに聞かれたら嫌だなぁ…そう思っていました。別にやましいことはありませんが、仕事関係や取引先、知人や知り合いのお店に迷惑をかける可能性もあります。

 

ところが、これまでの経緯を説明すると、そうした内容についてはほとんど聞かれませんでした。すでにテレワークを実施して2週間が経っていたのと、外出はせず、自宅で隔離生活をしていたからかもしれません。

 

保健所の担当者が言うには、濃厚接触者は家族の2名が該当。

幸い2人とも熱も出ていませんでしたし、体に異常もないので経緯観察となるそうです。嫁には直接電話で状況を聞くということで、携帯番号を教えました。

 

また、今後のことについての話が続きました。

 

『このあと、入院あるいはホテル療養、もしくは保健所の監視下で自宅療養となるのですが、たまたま今、入院できる病院がありまして、急ですが今日、移動されることはできますか?』

 

『き、今日ですか??』

 

さすがに耳を疑いましたが、いつ悪化するかわかりませんから、早く病院に行ったほうがいいに決まっています。当然、快諾です。

 

あとで聞いたのですが、ちょうど自分が陽性と診断された時期が東京都のホテル療養のシステムが確立したタイミングだったようで、軽症者の多くがホテルへ移送され、病院のベッドが大量に空いた時だったそうです。

 

14時ごろ、自宅近所に民間の救急車で迎えに来てくれるそうです。

入院先も義父が入院したことのある評判のいい病院で安心しました。

ちなみに入院に際しては、タクシーなどで個人的に行くのは禁止で、指定された車両での移動が必須条件です。

 

電話を切ったあとが大変でした。入院の準備をせねばなりません…。

 

保健所の担当者に、どんなものをどれくらい持っていったらいいかと尋ねたのですが、今回入院する○○病院のホームページに、入院について紹介している部分があるので、それを見てくださいと言われました。

 

でも実際にホームページを見てみると、確かに「入院の心得」的なものはあるのですが、一般的な患者さん用で、コロナ陽性者についてのものではありません。

 

とりあえず1週間分のTシャツと下着他を入れて荷造り完了。

入院までの展開が早かったので、あまり深く考えずに慌てて荷造りしました。

 

予定していた時間になると携帯が鳴り、迎えの車が近くに着いたそうです。

 

家族に出発を告げるものの、子供の手すら触れることはできません…。

 

ひょっとしたら二度と帰って来れないかもしれない…そんな事が頭をよぎりました。

(この時でしょうか。初めて自分が死と隣り合わせにいることを実感したのは…

 

マンションを出ると、保健所の方らしい女性が立っています。民間の救急車はサイレンもついていない普通のワゴン車でした。ただし、運転席と患者が座る席の間はビニールで仕切られています。

 

車内に乗り込むと、自宅から車で10分程度の場所にある病院へと向かいました。

 

 

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入院先の病院

入院先は、自宅から10分程度の場所にある都立病院です。

 

 [入院生活スタート]レントゲンの結果はやはり肺炎。ただしピークは過ぎている!?

4月18日。

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隔離された病棟

病院に着いて案内されたのは、完全に隔離された病棟でした。

説明を受けましたが、基本、病室から一歩も外に出てはいけません。

食事もトイレも診察も全て部屋で行います。

 

シャワーだけは近くの部屋についているシャワールームを利用しますが、これも30分刻みの予約制となっているそうです。

 

ジュースとかそういったものは、毎朝自分が必要なものを売店の注文書に記入して看護師さんに渡します。それを15時くらいの回診の際に看護師さんが持って来てくれるそうです。

 

一番驚いたのは、部屋が「相部屋」だったことです。

しかも4人部屋。当たり前ですが、全員、陽性患者です(苦笑)。

 

カーテンで間仕切りされていますが、そこらじゅうでゴホゴホ咳こんでいます。

衛生上、大丈夫なのかなぁ?シンプルに不安になりました。

 

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病室のベッド周り

まさかの相部屋も、4人なので個人のスペースはゆったりとしていたのは助かりました。

 

ただ何よりも辛かったのが、他の患者と医師の会話が全部筒抜けで聞こえる点です。

 

『〇〇さん、どうですかぁ〜?』

『熱が下がらないのと、食欲もあまりないです。』

『昨日の夜が39.4度か…。もう少し様子見ましょうね。』

 

『そろそろ入院して1週間ですよね?』

『はい…』

『まだ熱が下がらないですよね…』

 

『先生、頭というか眉間の奥がズキズキするんですよ。』

『頭痛薬を出しましょうかね。』

 

『お通じはどうですか?』

『昨日の深夜に出ましたが下痢気味でした。』

 

こんなリアルな会話がガンガン耳に入ってくるのです。

 

また、病室では携帯電話も使用はOKです。

大声で話している人はいなかったのでラッキーでしたが、自分も含め、相部屋で他人に話を聞かれるが嫌なので、みんなLINEで会話をしているようでした。

 

備え付けのテレビもイヤホンなしでは観てはダメなので、とにかく病室は静まりかえっています。ただ残念ながら四方から咳こむ声が響いています…。

 

入院してまず診察したのが肺のレントゲン検査でした。

レントゲンも機械を病室に持ってきて行なう徹底ぶりです。

 

翌日、結果を問診の際に医師に尋ねたところ、やはり肺炎でした。

でも治りかけのようで、すでにピークは過ぎているとのことです。

 

医師の見解では、すでにウィルス感染のピークも過ぎていて、体内で抗体を作っている段階だから、熱も上がってこないのだろうとのこと。

 

ただ、感染して2週目で急に熱が上がったり、呼吸困難に陥ったりして、ひどい時には亡くなるケースもあるから、まだ安心はしてはいけないということでした。

 

自分の場合、最初に熱が出たのが4月10日なので、24日まで油断できないということか、そんな風に思ったのを覚えています。

 

 [入院生活終了→軽症者用ホテルへ]症状が安定しているので3日目には軽症者用ホテルへ移動に

ちなみに入院生活の1日のスケジュールはこんな感じです。

 

07:00→起床

07:30→検診

08:00→朝食

12:00→昼食

15:00→検診

19:00→夕食

22:00→消灯

 

見ての通り、とにかく安静にしているだけです。

 

ちなみに入院してから与えられた薬は、咳を抑える薬のみ。

おかげで咳も出なくなってきたので、パッと見は健康な人と変わりありません。加えて入院してからは熱も36度台をキープしていたので、体調も悪くありません。

 

とにかくヒマで、自宅から持って行ったパソコンを病院のWi-Fiに繋げてずっと映画を観ていました。

 

検診の際、医師にどうなったら退院できるのか?と尋ねたところ、

『PCR検査で2回連続結果が陰性だったら退院できる。』

『症状も安定しているので、来週には退院できるかもしれない。』

と言われました。

 

食事も最初は美味しくないなぁ…と思いましたが、これは確実にダイエットになるだろうとプラスに考えるようにしました。

 

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入院中の食事

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入院中の食事

必要な成分はバランスよくあるのでしょうが、お味のほうは…

 

余談ですが、自宅に帰って体重を測定したところ82kgになっていました。

マイナス5kgです。

 

長年いろいろなダイエットに挑戦しましたが、皮肉にも一番効果があったのはコロナ感染でした(苦笑)。

 

さて、入院生活3日目の4月20日。

朝、医師より症状も安定しているし、平熱が続いているので「ホテル療養」に変えないかと提案されました。即承諾です(笑)。

 

その日の14時、移送先のホテルへと出発したのですが、本当にコロナの現場にいる医療従事者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。自分は3日しかいませんでしたが、これが1週間、2週間となれば、この時の精神状態でいられたかどうかわかりません。それくらい医療スタッフも患者もストレスの多い現場だと思います。

 

入院については1つだけ、アドバイスというか持って行ったほうがいいアイテムがあります。それはマスクです。しかも数日分。

 

病院からはマスクは支給されませんので、相部屋では自分で持って行ったマスクをずっと着用していました。これがなかったら精神的にも辛かったと思います。

 

また、家族からの差し入れは、病室宛に宅急便を送ってくるのであれば問題ないとのことです。自分も入院が長引くようなら、追加のマスクと衣類をお願いするつもりでした。ただし洗濯物など、こちらから荷物を発送するのは禁止です。ウイルス感染しているからです。

 

最後に入院中、自分が一番欲していたのが(美味しい)ホットコーヒーでした。この際だから、嫁にお願いしてインスタントのものを送ってもらおうと思い、看護師さんにお湯はもらえるのかと聞いたところダメだそうです…。

仕方ないので、売店で売っている無糖コーヒーを看護師さんにお願いしました。

 

結局、自分の入院生活は2泊3日でした。

でも、病院にいるという安心感はとても大きかった。何かあったらすぐに診察してもらえるし、何よりも自分が今どんな状況なのか、コロナ感染の現場にいる医師の診断を直接聞けますから、とても安心材料にもなりました。

 

第2部/ホテル療養編に続く

病院から継承者専用ホテルへ移動!小池都知事からの手紙を見ながら冷めた弁当を食べて2回連続の陰性反応を待つ・・・ - HamaMoon(ハマムーン)